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この記事では、キュービクル式高圧受電設備について、取り扱っている主要メーカーを紹介します。

長年キュービクルを扱ってきた実績のある電材商社である小川電機株式会社の前田さん(一級電気施工管理技士)に、

キュービクル式高圧受電設備のメーカーについて

というテーマで話を伺い、プロの目線からご回答頂いた内容を記事にしました。

キュービクルとは

キュービクルは、「高圧受電設備」と呼ばれる電気設備の一種で、主に工場や病院、オフィスビルなど電力消費が多い施設で使用されます。高圧受電設備とは、発電所や変電所から送られてくる高圧(6,600ボルト)の電気を、100ボルトや200ボルトといった使用可能な低圧に変換する設備を指します。

特にキュービクルとは、この高圧受電設備のうち、金属製の外箱に機器を収めた形式のものを指します。外箱は機器を雨風や直射日光から守り、設備の故障や事故のリスクを大幅に低減します。正式名称は「キュービクル式高圧受電設備」ですが、一般には外箱の名称である「キュービクル」という言葉が設備全体を指す場合がほとんどです。

契約電力が50kW以上の事業者には高圧受電設備の設置が義務付けられているため、キュービクルはこれらの施設での安定的な電力供給に不可欠な役割を果たしています。そのため、電力の安定供給と安全性を両立する設備として、幅広い施設で採用されています。

キュービクルはメーカーごとに違いがある?

キュービクルの外観には大きな違いはありませんが、内部の機器配置や細かな設計基準に違いが見られる場合があります。また、同じトランス容量であっても、2面体や3面体といった構造の違いにより、本体の大きさが異なることがあります。

そのため、設置場所のスペースや条件に適したサイズや仕様を提供できるメーカーを選ぶことが重要です。ただし、基本的な性能や機能面では、メーカーごとの差異はほとんどありません。

主なキュービクルメーカー

キュービクルを製造しているメーカーは日本各地に多くあります。上記は主要なメーカーの一例として15社を挙げています。

  • 日本電機産業株式会社
  • 河村電器産業株式会社
  • 日東工業株式会社
  • 内外電機株式会社
  • 国分電機株式会社
  • 関西エナジス株式会社
  • 株式会社大日製作所
  • 中立電機株式会社
  • 株式会社別川製作所
  • 株式会社日新電機製作所
  • 東和電機工業株式会社
  • 明工産業株式会社
  • 奥村電機株式会社
  • 株式会社因幡電機製作所
  • 株式会社かわでん

キュービクルメーカー1:日本電機産業株式会社

日本電機産業株式会社

会社名

日本電機産業株式会社

創業・設立

創業:1942年7月、設立:1946年

本社

大阪府大阪市北区堂島1丁目3−18

代表名

出水 悠介

ホームページ

https://www.nihondenkisangyo.jp/

会社概要・特徴

こちらの会社は、創業当初からキュービクルなどの受電設備製造分野で数多くの製品を開発してきました。受電設備の国内シェア率も業界トップクラスです。キュービクルを中心とした専門メーカーとして特化させて開発を行い、70年以上の実績と信頼で高いシェア率を維持しています。

キュービクルの特徴

日本電機産業のキュービクルは、小型のキュービクルによってニーズに合わせて提供しています。

また災害に対する世間の関心が高まり、日本電機産業でも耐震対策の向上を目指しています。特に自社工場における耐震テストや、災害対策などに力を入れているため、安全性を向上させました。

キュービクルメーカー2:河村電器産業株式会社

河村電器産業株式会社

会社名

河村電器産業株式会社

創業・設立

創業:1919年8月、設立:1929年11月

本社

愛知県瀬戸市暁町3番86

代表名

河村 幸俊

ホームページ

https://www.kawamura.co.jp/

河村電器産業株式会社の創業は1919年と、日本の工業化が加速する時代から今なお続いています。本社は愛知県の名古屋に近い瀬戸市という所にあります。

特に、家庭用の分電盤、ブレーカーを中心に戦前から開発が始まり、高度経済成長期には事業を拡大して国内のシェア率も非常に高い会社となりました。キュービクルも電気設備の1つとして製造が行われ、信頼度も高い製品として人気があります。

会社概要・特徴

こちらの会社は、当初から家庭用の分電盤を中心に成長してきました。特に家庭用向けの製品という事で開発には大きさや安全性など、さまざまなアイディアが必要になってきます。それらの技術を応用してキュービクル製造にも生かしているので、利用者からは評価も高いようです。

キュービクルの特徴

河村電器産業では、3つの会社の中では最も歴史も長く、規模も大きいのでサポートの面で特に強みを持っています。キュービクルだけでなく、多くの電気設備の製造や販売をしているため、あらゆる問題に対応できる強みを持っています。

全国に工場や営業所を持っているため、トラブル対応の迅速な対応が可能になっています。さらに、設備の管理や修繕も総合的に行っているため、利用者の維持費の削減にも役立っています。利用者のニーズに合った設備や管理の提案が可能なので、安心して利用できます。

キュービクルメーカー3:日東工業株式会社

日東工業株式会社

会社名

日東工業株式会社

創業・設立

設立:1948年11月24日

本社

愛知県長久手市蟹原2201番地

代表名

黒野 透

ホームページ

https://www.nito.co.jp/

日東工業株式会社は、1948年に設立され戦後日本の電気設備を支える企業として現在も活躍しています。

中国やタイ、シンガポールなど海外の子会社も含め、世界でも電気事業を展開して成長を続ける会社となっています。本社は愛知県にあり、営業所も全国各地にあります。

会社概要・特徴

日東工業の特徴として、「高品質」と「安全性」の2点が挙げられます。

日東工業には、日照試験や耐震試験、劣化対策などの試験を行う施設が備えられています。

そこで日々、キュービクルなどの製品の試験を行い、豊富なデータを得ることで製品の品質と安全性の向上につながっています。

3社に比べると歴史は一番浅いですが、高い技術力と海外拠点も持つ日東工業も信頼のおける会社といえます。

キュービクルの特徴

キュービクル事業は、上記の2社よりは遅れてスタートさせましたが、スイッチやブレーカーなどの技術で信頼を得ている会社としてキュービクルでも高いシェア率を誇っています。

キュービクルメーカー4:内外電機株式会社

内外電機株式会社

会社名

内外電機株式会社

創業・設立

創業:1920年6月、創立:1953年4月

本社

大阪府大阪市中央区本町4丁目6-17

代表名

丹羽 一郎

ホームページ

http://naigai-e.co.jp/index.html

内外電機株式会社は大正6年に創業、昭和28年に設立された電気機械器具メーカーで、「長期にわたり安心して使えるキュービクル」をモットーに長年の販売実績がある企業です。

会社概要・特徴

キュービクル式受電設備の他、分電盤、監視盤、制御盤、 ビル管理集中監視システムなども幅広く取り扱っています。品質が高いキュービクルを多種多様に取り揃えられるのは、長年のノウハウと実績があるからこそです。

キュービクルの特徴

トランス容量300kVA以下の「経済型キュービクル」、4000kVA以下の「汎用型キュービクル」をはじめ、認定キュービクル、推奨キュービクル、K型キュービクルなど多種多様なラインナップを取り揃えています。

キュービクルメーカー5:株式会社国分電機

株式会社国分電機

会社名

株式会社国分電機

創業・設立

設立:1948年7月3日

本社

東京都品川区東五反田2丁目7番18号

代表名

国分 直人

ホームページ

株式会社 国分電機

会社概要・特徴

株式会社国分電機は、配電盤・制御盤・分電盤といった電気設備の製造および販売、改修工事を主な事業内容としている会社です。本社の所在地は東京都品川区ですが、茨城と鹿児島にも工場を持っています。

同社はクライアントのニーズに合わせてキュービクルをはじめとする電気設備をオーダーメイドで製作します。設計・板金・塗装・組立・検査・アフターサービスの一連の流れを、同社内ですべて行っているため、柔軟な対応が可能です。

実績としても国内官庁やゼネコンへ多数の製品を納入しており、信頼性・品質ともに高水準といえます。

キュービクルの特徴

キュービクルの特徴としては、オーダーメイドかつ、設計から納入までを一気通貫で対応するため、クライアントニーズに応じた設計が可能であることが特徴です。設置場所やスペックの面で懸念事項があっても、かえって魅力的な提案をしてくれるかもしれません。

また、本来はクライアントが実施する性能検証(コミッショニング)についても、同社納入製品に関しては要求に応じて対応してくれます。製品そのものだけでなく、アフターサービスも充実しているのは大きな強みです。

キュービクルメーカー6:関西エナジス株式会社

関西エナジス株式会社

会社名

関西エナジス株式会社

創業・設立

設立:1964年4月24日

本社

兵庫県加西市若井町字大倉2671番地の1

代表名

ホームページ

関西エナジス株式会社

会社概要・特徴

関西エナジス株式会社は、1964年に日皓電機製作所として設立されました。現在の社名になったのは1987年のことです。「明日のエネルギー産業に奉仕する」という信念のもと、キュービクルや開閉器ケースの製造を行っています。

キュービクルの特徴

お客様の声に臨機応変にお応えしよう」が関西エナジス株式会社のモットーであり、特にキュービクルに関しては設計から組み立てまでの一貫製造体制がこの対応を可能にしています。

キュービクルは低容量のものから、最大4,000kVAの大容量のものまで幅広く取り扱っています。

キュービクルメーカー7:株式会社大日製作所

株式会社大日製作所

会社名

株式会社大日製作所

創業・設立

創業:1937年、設立:1940年11月18日

本社

石川県野々市市扇が丘1番1号

代表名

永山 領一

ホームページ

株式会社大日製作所

会社概要・特徴

株式会社大日製作所は昭和12年(1937年)に創業し、昭和15年(1940年)に法人化した歴史ある企業です。本社を構える石川県だけでなく、東京・大阪・名古屋と各地に支店を持ちます。事業としては、キュービクルを含む配電盤や分電盤等の電気品の製造をはじめ、電気工事や電子計算機の修理・保守、電気に関する研究も行っています。

キュービクルの特徴

株式会社大日製作所のキュービクルは、石川県の公共施設をはじめ、羽田空港や全国各地の大学等、幅広い機関・施設への納入実績があります。取扱品としては屋内品、屋外品を問わず、150~2,000kVAの認定キュービクルが製造・販売されています。

キュービクルメーカー8:中立電機株式会社

中立電機株式会社

会社名

中立電機株式会社

創業・設立

創業:1927年10月10日、設立:1950年10月10日

本社

名古屋本社:名古屋市中区大須四丁目12番8号(東洋殖産ビル)東京本社:東京都台東区北上野二丁目23番5号(上野ビル2号館4階)

代表名

石原 大輝

ホームページ

中立電機株式会社

会社概要・特徴

中立電機株式会社は愛知県名古屋市で創業し、「日本一の受配電システムメーカーを目指す」をモットーとしている企業です。創業以来、受配電・制御システムの関連設備を製造・販売してきました。

上記のモットー以外にも「地域社会とともにさらに発展していく」ことを掲げており、地域貢献活動や環境活動を積極的に推し進めている企業としても知られています。

キュービクルの特徴

中立電機株式会社のキュービクルは、部品の規格化により多品種の電気設備と組み合わせて運用することが可能です。また、すべての部品がボルト締付工法によって組み立てられており、コーナー金具や梁などを使用することで、溶接構造以上の函体強度を誇ります。

キュービクルメーカー9:株式会社別川製作所

株式会社別川製作所

会社名

株式会社別川製作所

創業・設立

設立:1952年2月25日

本社

石川県白山市漆島町1136番地

代表名

川島 直之

ホームページ

株式会社 別川製作所

会社概要・特徴

株式会社別川製作所は、昭和27年(1952年)に石川県で設立された企業です。配電盤や分電盤といった電気設備や、電気設備の遠隔監視システム、ビル管理システム等、顧客ニーズに応えてさまざまなサービスを提供しています。

官公庁や大学等への納入実績をはじめ、ロシアや韓国への輸出実績もあり、高い品質であることがうかがえます。

キュービクルの特徴

株式会社別川製作所のキュービクルは、産学共同研究により強度および剛性が実証された函体に保護されているため、高い安全性を誇ります。また同社はキュービクルの販売だけでなく、施工や保全・保守業務も請け負っているため、アフターサービスも充実しています。

キュービクルメーカー10:株式会社日新電機製作所

株式会社日新電機製作所

会社名

株式会社日新電機製作所

創業・設立

設立:1957年4月27日

本社

長野県長野市大豆島芹土277

代表名

平塚 恵一

ホームページ

株式会社日新電機製作所

会社概要・特徴

株式会社日新電機製作所は、長野県で創立した配電盤・制御盤等のメーカーであり、長野県内でキュービクルメーカーといえばまず名前が挙がる企業です。同社の主な事業はキュービクルの一次製造であり、施行を担当する電気工事業者からの依頼を受けてキュービクルを製造・納入します。

同社は上記事業のほかにも、SDGsの達成に向けた具体的なアクション設定、およびその推進に力を入れており、2022年に長野県SDGs推進企業に登録されました。

キュービクルの特徴

株式会社日新電機製作所は屋外用、屋内用キュービクルはもちろん、認定キュービクルまで幅広く製造しています。また、高圧部分のみをパネルに納めた自立開放型配電盤も製造・販売しており、こちらを利用することでスペースの有効活用が可能になります。

キュービクルメーカー11:東和電機工業株式会社

東和電機工業株式会社

会社名

東和電機工業株式会社

創業・設立

創業:1965年4月、設立:1973年6月

本社

青森県南津軽郡藤崎町大字榊字和田88番地1

代表名

榊 美樹

ホームページ

東和電機工業株式会社

会社概要・特徴

東和電機工業株式会社は、昭和40年(1965年)に分電盤・配電盤を主力商品として創業した企業です。本社を構える青森県を中心に、東北地方だけでなく首都圏への販売にも力を入れています。

東和電機工業株式会社のキュービクルは設計から組立・検査まで、効率的な一貫生産体制のもと製造されています。また、キュービクルだけでなくサーバー室やデータセンター向けの電源盤も同社の主力商品です。

キュービクルの特徴

同社は幅広いクライアントの要望に応えられるよう、認定キュービクル、推奨キュービクル、標準キュービクルといった幅広いタイプをそろえています。加えて、ハードウェアだけでなく監視制御システムのソフト面も含めたトータルエンジニアリングにより、クライアントが抱える資金・時間・安全上のリスクといった課題に柔軟に対応できることが強みです。

キュービクルメーカー12:明工産業株式会社

明工産業株式会社

会社名

明工産業株式会社

創業・設立

設立:1961年9月

本社

東京都千代田区神田神保町3-23-15 明工ビル

代表名

山本 昌仁

ホームページ

明工産業株式会社

会社概要・特徴

明工産業株式会社は、紙器印刷業を行う川村紙器工業所を前身としており、同社は1954年に配電盤・分電盤および自動制御盤等の製造・販売を開始しました。1961年に明工産業株式会社が設立され、以来、盤関係の製造・販売に専従しています。

事業内容は、屋内外の受変電設備、分電盤、制御盤の製造・販売と、これらのメンテナンス業務です。

キュービクルの特徴

明工産業株式会社は、長年の屋外キュービクルに関するノウハウを活かし、クライアント要望に応じて過酷な環境下でも耐えられるよう防水性・防塵性・防腐性を備えたキュービクルを提供します。また、屋内キュービクルについても、制約の厳しい設置場所でも柔軟な設計対応が可能です。

納入後もメンテナンスおよび改修工事を請け負っており、アフターケアも行き届いています。

キュービクルメーカー13:奥村電機株式会社

奥村電機株式会社

会社名

奥村電機株式会社

創業・設立

創業:1914年5月、設立:1939年12月

本社

大阪市福島区海老江1丁目4番5号

代表名

奥村 浩巳

ホームページ

奥村電機株会社

会社概要・特徴

奥村電機株式会社は、1914年の創業時には主に電動機(モーター)等の販売に従事していました。1939年に現在の社名になり、以来、モーター、トランス(変圧器)、キュービクル、電源機器といった電気設備を取り扱っています。

同社は電気設備の製造・販売だけでなく、レンタル・リース、買い取り・リサイクル処理も請け負っています。

キュービクルの特徴

奥村電機株式会社は、クライアントの要望に合わせて短納期でキュービクルを提供できることが強みです。その理由は再生品の部品を利用しているためであり、これにより短納期化だけでなく、低コスト化も併せて実現しています。

他には在庫状況がホームページでリアルタイムで確認できることや、トランスの単体試験およびキュービクルの総合試験を入念に実施しており、高い品質も併せ持つこともユーザーにとってうれしい点です。

キュービクルメーカー14:株式会社因幡電機製作所

株式会社因幡電機製作所

会社名

株式会社因幡電機製作所

創業・設立

創業:1938年4月、設立:1962年5月10日

本社

大阪市西区立売堀3-1-1(大阪トヨペットビル7F

代表名

川口 久文

ホームページ

株式会社因幡電機製作所

会社概要・特徴

株式会社因幡電機製作所は、1938年に特殊電動機、発電機、開閉器等の製造工場として創業しました。その後、照明や配電盤などの事業を展開し、1962年には現在の社名になりました。『「でんき」と「あかり」の因幡電機製作所』がキャッチコピーであり、主な製品に照明器具、キュービクルを含む高圧・低圧配電盤があります。

キュービクルの特徴

株式会社因幡電機製作所は、納入先の環境に合わせて最適な製品を提案できるカスタマイズ力が強みです。納入実績としては市川市や横浜市の新庁舎やGメッセ群馬といった公共施設、同志社大学や大阪国際空港等の民間企業と幅広く、高い品質であることがうかがえます。

他にも、照明設備と受配電設備の納入と一緒にキュービクルを納入するような案件実績もあり、多角的な視点で提案ができるメーカーです。

キュービクルメーカー15:株式会社かわでん

株式会社かわでん

会社名

株式会社かわでん

創業・設立

創業:1926年3月1日、設立:1940年6月20日

本社

山形県南陽市小岩沢225

代表名

相澤 利雄

ホームページ

株式会社かわでん

会社概要・特徴

株式会社かわでんは、1926年に電気工事業社として事業を開始しました。現在の会社が設立されたのは1940年のことですが、配電盤等の電気設備の製造を開始したのは1945年からです。

同社は研究から設計、製造、販売、アフターサービスまでの事業部門を有しており、柔軟な対応が可能な体制を構築しています。

キュービクルの特徴

株式会社かわでんは、キュービクルにプラグインブレーカを標準的に搭載しています。これにより、後々にキュービクルの改修・増設が必要になった場合の作業時間を可能な限り短縮できます。

また、自社での研究開発も盛んに行っており、その成果が反映されたキュービクルは制御用機器の削減、省配線化、省スペース化といったメリットがあります。加えて多くの実績を持っていることから、長年培われたノウハウを活かして、設置環境に適した設計を提案してくれます。

キュービクル選びで見るべきポイント:新設の場合

機能や品質の面で、メーカーごとの違いはさほどないとお伝えしました。それでは、キュービクルを新設したい場合、どのような観点でキュービクルを選べばよいのでしょうか?ここでは、設置業者の目線で、選ぶときのポイントを解説します。

  • 設備容量
  • 設置場所

選ぶポイント1:設備容量

まずは、設置すべきトランスの容量を決めます。過去1年間の電気使用量から計算する方法がありますが、慣れていない方は業者にお願いするのがおすすめです。

前田さん(1級電気施工管理技士)
前田さん(1級電気施工管理技士)
容量は少なすぎても機能しませんし、多すぎても設置費用がかさんでしまいます。

もしお困りの方は下記からお問い合わせいただければ、今利用している電気使用量から適切な設備容量を選定させていただきます。

キュービクル
について
専門家にご相談頂けます

小川電機のキュービクル専門家に、設置費用の見積もり・トランス容量・設置スケジュールなど、何でもご相談頂けます。

※電話受付:平日 8:30〜17:30
※前田宛にお電話頂けるとスムーズです

選ぶポイント2:設置場所

トランス容量次第で、キュービクル本体の大きさは大体決まります。ただ、すでに設置場所が決まっている場合は、設置できるキュービクルのサイズの上限が決まります。設置場所によって設置費用が異なるため、事前の確認が重要です。

そのため、設置場所が決まっている場合は、事前にご共有いただいたほうが、見積もりや設置工事がスムーズに進みやすいです。

キュービクル選びで見るべきポイント:交換の場合

既設のキュービクルを交換したい場合、基本的には既設の情報をもとにキュービクルを決めていきます。ここでは、小川電機社にご相談いただいたケースを前提に、キュービクル選びのポイントを3つ解説します。

  • 既設のキュービクルのサイズ、設置場所
  • 過去1年の使用量
  • 交換をしたい理由

選ぶポイント1:既設のキュービクルのサイズ、設置場所

まず、既設キュービクルのサイズを測り、設置場所の様子を確認します。物理的に設置できるキュービクルのサイズを把握することが目的です。

選ぶポイント2:過去1年の使用量

次に、過去1年の電気使用量を確認し適切なトランス容量を把握します。もしかすると、現在設置されているキュービクルの容量はオーバースペックかもしれません。少しでも設置費用を抑え、適切な容量の選択をするために、確認が必要な項目となります。

前田さん(1級電気施工管理技士)
前田さん(1級電気施工管理技士)
実際にピーク時の使用量が60kw以内におさまっている事業者が、200kwのキュービクルを契約していた事例がありました。

小川電機では適切な容量選択をするところからお客様に寄り添い、費用のご提案をしております。

選ぶポイント3:交換したい理由

  • トランス容量を増やしたい・減らしたい
  • 設備の耐用年数が間近なので交換したい

など、「なぜキュービクルを交換したいのか」から、適切なキュービクルを選ぶこともあります。

上記で解説したように、事業者様がトランス容量を増やしたいと思っていても、現状の容量で十分電気使用をまかなえているのであれば、交換の必要がないケースもあるからです。 小川電機では、事業者様のニーズを正確に捉えた上で、

本当に交換する必要があるかどうか

からサポートしております。

小川電機株式会社の概要

今回取材にご協力頂いた小川電機株式会社は、設立から50年以上続く電材総合商社です。キュービクルをはじめさまざまなオフィス家電、マンション大型家電など、全国に強い流通ネットワークを持っています。

会社名小川電機株式会社
会社設立1963年(昭和38年)3月21日
事業内容電設資材・住設機器・家電製品の総合卸商社
所在地大阪本社:〒545-0021 大阪府大阪市阿倍野区阪南町2丁目2番4号
東京支社:〒108-0023 東京都港区芝浦2-15-16 田町KSビル2F
他多数
資本金90,000,000円
代表者代表取締役会長 小川 能理夫
代表取締役社長 小川 雄大
従業員365名(グループ計)
ホームページhttps://www.ogawa.co.jp/

小川電機株式会社は「電気施工管理技師」「電気工事士」など社員の専門資格取得も積極的に推進しており、キュービクルに関しては国内トップクラスの知見を持つ企業です。中古キュービクルの設置を検討されている方、選び方に不安をお持ちの方は、

ぜひ一度小川電機にご相談ください。

この記事の監修者:前田恭宏さん

氏名前田恭宏
経歴小川電機勤務歴35年。年間15~20基、過去5年で100基以上のキュービクル取扱実績有り。1級電気施工管理技士。

まとめ

キュービクルを設置したりする場合、多くのメーカーから同様の製品が販売されていますが、正直どれを選べば良いかは難しいかもしれません。どのメーカーも安全性や性能には問題ないので、予算や環境にあったキュービクルがあるかどうかがポイントです。

しかし、なかなかキュービクルを検討する時間が取れない事業者様も多いと思います。まずは気軽にお問い合わせいただき、小川電機のプロにご相談してみてはいかがでしょうか?

小川電機株式会社は創業60年以上の歴史を持ち、これまでに多くの実績を積み上げてきました。キュービクルの設置工事や修理、点検の実績が豊富にあります。万が一トラブルが発生しても迅速に対応でき、キュービクルに関するすべてをお任せいただけます。

信頼できる業者を探している方や、キュービクルに関するすべてを任せられる業者をお探しの場合は、60年以上の歴史を持つ小川電機株式会社へお気軽にご相談ください。

キュービクル
について
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小川電機のキュービクル専門家に、設置費用の見積もり・トランス容量・設置スケジュールなど、何でもご相談頂けます。

※電話受付:平日 8:30〜17:30
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